日本の身装品の数々を紹介します。

サンゴ、珊瑚

珊瑚の種類


サンゴ(珊瑚)は、珊瑚虫のにより固い骨格を発達させる種であり、宝石として扱われる物や、サンゴ礁を形成する物などがあります。サンゴは次の4つに大別されます。組成が緻密で硬く美しい色を持ったものを宝石サンゴ、石灰質の硬い組成を作る物を石サンゴ、ヒドロ虫によって形成されるヒドロサンゴ、組成がやわらかい軟質サンゴです。
その内、石サンゴとヒドロサンゴが中心となりサンゴ礁を形成します。

サンゴ礁は珊瑚虫などの石灰質骨格が長年積み重なって形成された特異な地形です。
珊瑚虫は浅い海で光合成をする藻を体内に取り込み共生関係を保ちながら、大変長期間をかけてサンゴ礁を作り出します。人間の営みのより海の環境が崩れて自然破壊となり、珊瑚そのものの活動に影響が出てきています。

サンゴの繁殖に適している海は、25-30℃ほどの高水温され、生息地域は3-4%ほどの高い塩分濃度、深くても水深30mほどの浅くて綺麗、光の差し込む海域です。日本でも南西諸島や伊豆諸島、小笠原諸島など南部の島嶼部でサンゴ礁が見られます。

サンゴ礁を作るものにはミドリイシ、ノウサンゴ、キクメイシなど数100種類もありますが、これらは直径1cm足らずのイソギンチャクに似た形で小さなポリプが沢山集まって群体をなした物です。
様々な形のサンゴは、多種のポリプが夫々の種類によって独自の骨格を形成してできあがります。成長したポリプは分裂して増え、海水中の二酸化炭素やカルシウムを取りこみ、炭酸カルシウムを主成分とした骨格をつくります。多くの造礁サンゴが生命活動を行った結果、サンゴの下には厚い石灰岩の層ができ、サンゴ自身はさらに上へ、沖へと成長します。

太平洋やインド洋の育成に適した地域では島の周囲を取り巻く様にサンゴ礁が形成されて美しい景色を作り出しています。サイパン・トラック・パラオなど美しいサンゴ礁が残されている地域は、多くの海の生物を育み、人間にとっても多くの利益をもたらしています。
近年、地球の温暖化や人間の社会活動によりサンゴ礁が徐々に破壊されて減少しています。これを阻止すべく、サンゴの養殖や保護に各国、各地域、団体が活動をしています。
(ICRI)国際サンゴ礁イニシアティブは、1994年に開催された第1回生物多様性条約締約国会議において設立が公表されました。その活動は、世界のサンゴ礁保全・管理を主導する国際的パートナーシップです。